地上性なまけものβ

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溺れる座敷亀 (水棲亀の完全座敷亀化には反対です)

朝になると汲み置きバケツにはいっているヤツがいる。
温泉宿でいえば部屋風呂(しかも露天)みたいなカテゴリなのだろうか。
それとも混浴がいやだわっていう年頃なのだろうか。
とにかくプカプカとバケツに浮いている。
泳いでおらずプカプカと浮いている。
見ていて ひっじょーーーに癒される。


↓バケツでくつろぐ常習犯の画像↓
バケツでくつろぐ常習犯


しかし これは やっぱりイリーーーガルなのです。
半水棲カメはバケツや洗面器だけでなく泳げるプールが必要です。
もちろん個体差があって 陸場にばかりいるカメもいますが 夜はプールに入っていきます。
洗面器や大きめのプラケースに水をはっておいても プールに入っていきます。
亀の高さの3倍の水深・甲長の5倍の長さが最低限の水環境と言われています。

逆境に強い種であれば座敷亀として長生きするかもしれませんが
その一生は過酷なのではないかと思えてなりません。


↓溺れる(泳げない)水棲亀の画像↓

なまけもの亭のニューフェイス浅倉さん。
座敷亀でした。甲羅異常です。そして泳げません。
甲羅が正常に発達しなくても気にならない飼い主さんがいらっしゃるかもしれません。
甲羅だと思わず 背骨・肋骨を正常に発達させてあげられないようなものとお考えいただければと思います。
内臓の入れ物ですから 内臓の成長に比例して甲羅も素敵にこんもりさせてください。


駆除対象になるほど強いミシシッピアカミミガメでも水深不足では健康でいられません。
アカミミ以外の水棲カメも じゅうぶんな水深を維持して 健康でいてもらいましょう。




水棲亀を完全座敷亀にしている方と 学校飼育うさぎ賛成の方は同じニオイがします。
生きているから大丈夫と自信満々での不適正飼育を継続する人のニオイ…