収容カメと公園散歩
ミシシッピアカミミガメがいまだ要注意外来生物のままで特定外来生物に認定されないことが示しているのは「この国って ペット遺棄するわ遺棄されても遺棄されても繁殖するわ輸入するわ何でもあり〜な人々が多いから 特定外来生物に指定したら代替亀で同じことが起こるんだよね」ということだ。抜本的な解決策がなくてイタチゴッコになるから要注意外来生物のままで 相変わらず輸入され販売され遺棄され官民に殺処分され…なわけだ。なんだそりゃ。
産卵の時期になると 住んでいる池や川からでて産卵場所をさがし歩く。それで交番やセンターに持ち込まれるカメが増える。乱暴な言い方になるけれども 道端を散歩するミシシッピアカミミガメ(や似た子)を見かけても「お散歩中なのね」と見逃して欲しい。交番や愛護センターに持ち込むのは保護ではなく「殺すための捕獲」だと認識していないように思う。それはつまり「自分では安楽死させらないから他の人にやってもらおう」という卑怯な考え方で 押しつけられたほうは やりたくもない致死処分をしなくちゃならないわけで…。そのように考えたら 自分で飼うために保護する以外は手出しできないはずだ。
