地上性なまけものβ

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ふれあい引退うさぎの ばぁちゃん

ばぁちゃん
シッポぷぅのママさんの代理のTさんにより救い出されたばぁちゃん
ふれあい広場や出張ふれあいで頑張ってきたばぁちゃん
右後の下腿骨折が自然治癒してガッチリ固まっていることと がりがりに痩せてしまっていることで一番心配された子。
頑張って働いていたのに骨折が自然治癒って?
うさぎがみるみる痩せていくのに通院しないって?
そこは限られた予算で頑張るしかない世界。でも元気なうちに引退して穏やかな生活を味わってもらおうと思いつく世界に変わってくれることを祈ろう。


「ささ 藁ざぶとんでございます」と差し出せば座布団のうえで また〜り。
「ささ 身体をお拭きしましょう」と拭き拭きすると 女王様のように悠然と拭かれている。
こういう性格だから長すぎる間 ふれあいうさぎとして働かされちゃったのだろうことは想像に難くない。


「お口に合うと良いのでございますが」とペレットをさしだせば…無視。水は飲む。牧草はほぼ食べない。ふやかしペレットにしてみると猛然と食べる。野菜は食べる。ただ食べながら 明らかに斜頚の旋回ぐ〜るぐる(眼振はない)。食事中は落ち着かせて軽くおさえてあげないと食べにくそう。そっか斜頚ちゃんかぁと思ってたら 朝から白い洟たれ…そっかスナッフルちゃんかぁと思ってたら 強烈なニオイを伴う軟便…きょう病院で間に合ったねと思う。




診察の結果。斜頚。スナッフル。骨折自然治癒。脱水。唾液腺炎の可能性あり。前歯1本なし。奥歯の伸びは問題なし。
右後の下腿骨折は既にがっちり固まっており動いても痛みはない。背中の皮膚をもちあげると戻るまでに時間がかかるうえに軽くひねっても戻らないほどの脱水状態。長い脱水状態にあったためか 唾液腺炎または極度の口腔内乾燥でペレットや牧草を食べなくなった。脱水解消で食事をとれるように戻ればガリガリは解消される。足が不自由なため常に左が下になっているため脱毛が広範囲にあるが真菌・皮膚病はなし。ダニもなし。点滴して抗生剤を注入し 抗生剤・消炎剤の粉薬が処方された。一週間後に点滴。