地上性なまけものβ

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うさぎ年のブームが過ぎても 飼われているうさぎたちが どうか守られていますように。

※2011.1/5の日記をこちらにもコピーします※

遺棄しない&迷子にさせないで。
うさぎは心も骨も脆いのよ という話。



うさぎは被捕食側なので驚きやすい。
そして うさぎの骨は含気骨といって脆くて治りにくい。
迷子にしろ遺棄にしろ 外では天敵が多いし
交通事故の危険もあって 本当に骨折しやすい。
うさんぽ中にカラスや猫の気配に驚いた拍子に骨折したという話もきく。
仮に自然治癒したとしても うちの《ふわ》のようになってしまう。
《ふわ》の肢は動かせないけど ぶらさがってて歩行の邪魔になっている。

ふわ肢の説明






よるくまさん引取りの《ひわ氏》
2010年11月12日 八王子で保護された茶白うさぎ♂
引き出した《よるくまさん》から画像を拝借した。
左足を骨折し かなり体力が低下している状態だった。
東京動物愛護相談センターから引き出すと病院へタクシー移動。
体力回復しないことには手術ができない状態だった。

《ひわ氏》と名づけ 愛を注いでくださり
先日 初ごろんを披露してくれたとのこと。
何回も通院して家でもケアをして それでも断肢手術しかない《ひわ氏》。

こういう子たちを我が子として引き取る人は限られている。
そして限られた人たちの飼養数が飽和する日は近い。
救うためには直接譲渡だけでは無理な日がそこまで来ている。
安易な供給と遺棄を防ぎつつ 行政の変化も期待したい。




飼い主が守ってくれると信じきっている小さい命が
こんなに痛くて怖い思いをさせられて
最悪の場合には愛護センターで息を引き取る。

そんなの おかしいよね?おかしすぎるよね?

もしも迷子にしてしまったら全力で探してください。
もう守ってあげられなくなったら
守ってくれる人を全力で探してください。
手伝います。相談してください。
うさぎ年のブームが過ぎても飼われているうさぎたちが
どうか守られていますように。