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(誤)アカミミの繁殖がすごいから在来種が減って困ってる→(正)人間のアカミミ遺棄がすごいから在来種が減って困ってる

あ〜 日記のタイトルが長い。センスがない。
短くまとめられなかった。ごめんなさい。


アカミミの繁殖すごいから在来種が減って困る駆除しようって聞くと 『俺は悪くない』といって誰かを悪者に仕立てる図が思い浮かぶ。いやだなぁ もう。アカミミが悪いみたいに言うのは もうやめようよ。ずるいよ 売る人も捨てる人も。


TVでみたけども ある根菜農家さんでアカミミによる被害額が相当な額になってしまい捕獲して駆除をはじめたと。完全に駆除はできないながらも数を減らすことに成功したと。よかったね万歳だねとなったかというと残念ながら一難去ってまた一難で アカミミが減ったらタニシが増えて やっぱり被害がでちゃったのだそうだ。壊れた環境から原因と思われるものをゴッソリ取り出すと 環境は新しい壊れ方をするだけで元に戻るわけではない。取り返しのつかないことをしちゃった自分たち人間は ため息をつくしかないかもしれない。


アカミミの輸入を規制しなかったのは 規制する側がイタチごっこを避けたためと言われている。アカミミを規制しても 同じように安価で子ども受けする幼体の亀がアカミミの座につくだろう。安価な亀っていうのは ものすごく極端に言えば簡単に増えるから安く売れるわけで…。遺棄された場所で そのカメがまた簡単に増えていくのだろう。同じことの繰り返しだ。だからといって策を練らなかったのは怠慢である…と責めるのは簡単だけど 本当に打つ手がないほど売られては遺棄されている。この先だれも生き物を遺棄しないなんて信じられないのに講じる手立てなんて無いない。あ〜やだやだ。


地球では たっくさんの種が絶滅し または絶滅危惧種に指定されていて…絶滅をとめる手立てはなく 壊れた環境を元に戻すのは困難すぎて きっともう『自然』なんてどこにも無いと思えてしまう。乱暴な言い方をするけど アカミミを見かけたとき「迷子かも。警察に届けよう』とは思わず放置しちゃって欲しい。もし警察に届けにきたら 警察官は『もとの場所に戻してきて』と言っちゃって欲しい。どうぞよろしく。



環境省>自然環境局>外来生物方の概要〔たとえば、特定外来生物を野外において捕まえた場合、持って帰ることは禁止されていますが(運搬することに該当)、その場ですぐに放すことは規制の対象とはなりません(釣りでいう「キャッチアンドリリース」も規制対象とはなりません)。〕

環境省>自然環境局>外来生物Q&A〔特定外来生物の駆除については、鳥獣保護法で捕獲が規制されている哺乳類と鳥類を除いて、だれもが自由に行うことが出来ます。ただし、特定外来生物を生きたまま他の場所に運んでしまうことは規制されています。〕


↑キャッチ&リリースまたはキャッチ&命を奪う のどちらか好きな方を選んでいいよってスタンス?
ぎゃー 怖い。