地上性なまけものβ

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近隣の学校うさぎは台風対策してもらえていますか?/学校うさぎへのご支援ありがとうございます。

学校うさぎの台風対策(といいつつ屋内飼育へのキッカケ作り)へご支援いただきました。宅急便3箱分です。Pさま 梱包・発送・送料負担をありがとうございます。Oさまにも送料をご負担いただきました。おかげさまで学校うさぎたちは暴風雨から守ることができます。心から感謝しています。

うさぎは人の居住空間で愛されて生活する生き物です。しかし学校では教材として扱われています。教材としておきながら その教材がなんら成果をだしていないことには無頓着です。大型の台風が直撃するかもというニュースを聞いて 吹きさらしの飼育小屋にいる学校うさぎたちのことを心配した児童がいたのか確認して欲しいと思います。おそらく居ないでしょう。それだけの存在なのに わざわざうさぎに過酷な生活を強いる必要がどこにあるのでしょうか。教職員たちは「学校にはなくてはならない備品」とでも思っているかのようです。けれども学校で飼ってははならない生き物です。うさぎの学校飼育は うさぎの不適正飼育を多くの保護者・児童に見せてしまうだけと言ってもよいと思っています。


なまけものが手をださせてもらっている飼育小屋には1うさぎだけが残っていました。そこへ 飼育放棄の2うさぎが入りました。いままで関わらせてもらうなかで 学校うさぎは不幸なので廃止して欲しいという思いは伝わっていると思っていただけに とてもショックでした。学校で飼ってくれと飼育放棄者(その小学校の卒業生)が相談にきたときに なぜ簡単に引き受けてしまったのだろうと。捨てられたうさぎを保護して里親さんを探していることも知っているのに なぜ里親募集の努力をしたか聞く或いは里親募集もできると示さなかったのか…。

教職員はモンペ対応をしてきただけあって理解をしたフリが上手なのだとよくわかり このままの低姿勢では進展はないと考えました。今回の台風対策で屋内にいれたら そのまま屋内で飼育してもらえるよう進めていきたいと思っています。そして当然ですが こちらで引き取って里親さんを探すことも伝え続けていきます。

近隣の小学校に不幸な学校うさぎはいませんか?


飼育放棄され里親募集されることもなく学校うさぎとなってしまった子たち。
室内飼育だった彼らはまだ過酷な冬がくることを知りません。