殺処分ゼロなんて遠回りな言い方しないで『生体販売ゼロ』でいいじゃん(成猫うさぎ里親募集中)
保護動物の面会で「名前を呼んだら分かりますか?」って聞かれることがある。そういうときは「家族になったら ぜひ素敵な名前をつけてください」と答えることにしている。
なまけもの亭では あまり名前を呼ばない気がする。仮名だからということももちろんあるが もともと人間同士でも1対1で話すときには相手の名前を呼ばないからというのもある。呼び寄せるというよりは自分から近づくから名前では呼ばないというのもある。
では どうして仮名をつけるかというと 募集記事を書くためだ。あとは うさぎさんの場合はケージを通り過ぎるとき「ガンツきょうも可愛いね〜あとで遊ぼうね〜」みたいに声をかけることもある。あとは 子どもたちと保護動物について話すときの識別子な役割がある。
名前といえば 名前が変わるって違和感がある話だと 仮名を考えるたびに思う。
〔買った人がつけた名前〕
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〔保健所でついた管理番号〕
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〔預かり宅での仮名〕
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やがて新しい家族ができたらやっと 寿命をむかえるまで変わることがない名前になる。なんだそりゃ…。↓
〔保健所でついた管理番号〕
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〔預かり宅での仮名〕
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管理番号が最後の名前になる子だってたくさんいる。愛玩動物ってなんだろう。伴侶動物ってなんだろう。学校飼育動物 動物園 ふれあい動物 …どの種の動物までを道具と思うかは人それぞれすぎて 思いは平行線のままだ。
殺処分ゼロなんて遠回りな言い方じゃなく 生体販売ゼロでいい。
殺処分される命がある間は 生体販売ゼロ・繁殖ゼロをめざしていただきたい。