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ライオンラビットのおしり毛は癒しだと思う

なまけものの「この子を家族に迎えてくださる方はいらっしゃいませんか〜」の声をきいて 家族に迎えると決意してくださった方々のおかげで 小さな命たちが幸せになっています。届いた幸せ通信を何回も読み返してはニヤニヤ喜んだり頭をさげたりしています。いま家族をさがしている小さい命たちにも あったかい家族ができますように…。



眼球破裂で家族が見つからないかなと思っていた十兵衛くんの近況メールから抜粋引用します。《毎日のように、『俺っ!』と『ビュッ!』と、おしっこをかっ飛ばしています(さすが柳生十兵衛、忍者のような飛ばし技です)。いいスイングで必ず犠牲者が出ています。家族の一員として、しっかり自己主張をするようになりました。》との文章に なまけものはとても感激しました。なぜなら里親応募メールのなかには『おしっこ飛ばしますか?飛ばすなら応募断念します』または『トイレのしつけは完璧ですか?粗相するなら応募断念します』というのが少なくありません。長〜く共に暮らすのですから お迎えの条件にトイレ関係が含まれるのも理解できます。理解できますが やはり飛びチッコをする彼を愉快に報告してくださり《絶好調です》と書いてくださる里親さまには本当にうさぎへの理解と愛を感じて いまの十兵衛くんの幸せぶりが伝わってきます。
十兵衛くんのおうちでは世代交代があり この春には新たに保護うさぎを里子としてお迎えになったとのこと。十兵衛くんは堂々と長男の威厳を見せていたそうです。保護うさぎを引き取り続けてくださり心から感謝しております。



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ゴンちゃんです。
とっても元気に暮らしているそうです。たっくさん噛んでしまったのに家族でいつづけてくださったこと そして《それよりもたくさん笑顔にしてもらっています》と嬉しい言葉をかけてくださって心から感謝しています。うさぎに噛まれると齧歯類に噛まれたように深い傷になります。化膿したり腫れやしびれで不自由な思いをすることもあります。意外といつまでも痛いものです。噛み癖のある子をはじめて預かったときには 怖くて料理用のミトンを使ってしまったことさえあります。うさぎに噛まれる痛さ怖さを経験しているだけに 噛む子を家族として受け入れ続けてくださる里親さまには頭がさがりっぱなしです。画像はイケうさゴンちゃんとカーペットほりに熱中していたのにママに撫でられたら気持ちよくなってしまったゴンちゃんです。美うさです。



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アオくんです。
愛らしい外見なのにゴンちゃんと同じようにパパママをガブガブしてしまい かなり流血する日々が続いていました。それでもアオくんを家族としてお迎えくださった最初のお気持ちのままでいてくださったご家族のみなさまに心から感謝しております。
藤沢の有名うさぎ病院に通院してくださって いまのところ白内障の進行はとまっていて視力があり状態のようです。ひどかった噛み癖も去勢手術後ほとんどなくなったとのことで 正直とてもホッとしました。噛み癖がひどく白内障でトイレは完璧にできないのに それら全てを受け入れてくださる方に見つけてもらえたアオくんは本当に幸せうさぎだと思います。
今回の幸せ通信のなかに《先代うさぎやフェレットたちをを亡くした心の傷も、アオが癒してくれました》と書かれています。小さくて弱くて守るべき命のもつ大きな力には同感です。保護活動をされている方のなかには《うさぎには世話になったから恩返しなのだ》とおっしゃる方もいらっしゃいます。同感です。少しは恩返しできているだろうかと振り返りながら少しづつ淡々と活動していきたいと思います。
さて アオくんの記録はケモノミチで公開してくださっています。ぜひ ご訪問ください。(成長すると無くなるライオンラビットのおしりの長毛。アオくんは成うさになっても残るのではないかと期待大です。)