地上性なまけものβ

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ばーちゃんと子ども

動物愛護センターの主な仕事は動物愛護精神を広めることと負傷した飼い主不明の犬猫を収容して公示すること。だけど 飼えなくなった動物を引き取って育ててくれるところと たまに勘違いしている人がいるらしい。すべてのセンターではないが犬猫以外は収容しなかったり 収容しても特性を勉強せずに働かせていることがある。そうしてばーちゃんは頑張って人のために働らかされてきたのに 元気なまま引退することができなかった。飼育放棄や逸走のあと穏やかな生活を取り戻せる子は少ない。センターや公園に置き去りにして「幸せになってね」と自分に花畑な嘘をついている暇があったら その子の終の棲家を全力で探して欲しい。
ローバー細かく切った野菜は補助少なめで食べられるが ふやかしペレットは膝の上で補助しないと なまけものの腕が筋肉痛になってしまうくらい要介助。筋肉がおちすぎているから自分の身体を支えられなくて 左鼻が皿に埋もれてしまう。ふやかさないペレットを食べられるようになったら介助は減るだろう。おしっこも●もでている。左後肢の床ずれは分厚いかさぶたになっている。床ずれしないようにマットを買ってこよう。
どんな命も必ず明日がくるとは決まっていないという不安になってしまうような現実は 子どもたちには酷なのかもしれないけれど その前提を知らないで生きてはいけない。涙流しながら2年は生きて欲しいと言う子どもたちに「きょう1日一緒に生きていよう。できる世話は全部やってみよう。そして寝るときにまた明日ねって 明日も会えることも願おう。」そんなふうに話した。生きてることが奇跡だろうということを忘れがちな自分にも言い聞かせる。