地上性なまけものβ

地上性なまけもの → http://d.hatena.ne.jp/ground_sloth/

FreePets発〔警戒区域に残された動物の救護に対して要望書〕牛も馬も豚も鳥も犬も猫も小動物も〔賛同人署名募集〕 #freepetsjp #wanko #neko #usagi #311animal



転載元:http://twitter.com/FreePetsJP/status/63147239031320576
@FreePetsJP (4/27 16:47)
警戒区域に残された動物の救護に対して要望書を出しました。色々な人に届くと効果的なので告知お願いします。 緊急提言 freepets.jp #freepetsjp


緊急提言の賛同人署名募集中 http://freepets.jp/



転載元:http://freepets.jp/ 要望書PDF


緊急提言


2011年(平成23年)4月25日
原子力安全・保安院 原子力被災者支援チーム 御中
農林水産省 畜産部振興課 御中
環境省 自然環境局総務課動物愛護管理室 御中
福島県 農林水産部畜産課 御中
福島県 各市町村長 御中



要 望 書


代表世話人・弁護士 植 田 勝 博
事務局長・弁護士 細 川 敦 史
特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西
代表 エリザベス・オリバー
北日本動物福祉協会 代表 村 田 美 南 子
一般社団法人FreePets
代表理事  西  健 一


第1 要望の趣旨
警戒区域内の動物(ペットまたは家畜等)を救護するために特別に組織された専門家チームを「緊急事態応急対策に従事する者」として、または、市町村長が認める一時立ち入りとして、警戒区域内に入らせる旨の緊急措置を要望する。
第2 要望の理由
  1.  災害対策基本法第63条第1項に基づき、平成23年4月22日午前0時から、福島第一原子力発電所20キロ圏内を警戒区域に設定され、市町村長が認めた場合を除き、人の立入りが禁止されることとなった。この区域には、避難住民が飼育していたペットや家畜など多数の動物が残されており、それらの多くは衰弱・餓死しているものの、4月22日までは、避難しなかった住民や動物団体等の有志による給餌により、相当数が生存していた。しかしながら、前記警戒区域設定により、動物に対する給餌及び圏外への搬出とも不可能になる以上、これは、20キロ圏内で生存している動物たちを見殺しにする措ph置といっても過言ではない。この度の措置は、以下に述べるとおり、動物関連の法律に照らして大きな問題がある。
  2.  動物の愛護及び管理に関する法律(以下「動愛法」という)第44条は、「牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる」について、人の占有の有無にかかわらず「愛護動物」と定義し(第4項1号)、愛護動物をみだりに殺す行為を1つの犯罪類型と定め、その法定刑として「懲役1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」を定めている(第1項)。そのため、20キロ圏内に愛護動物が生存していることを十分認識した上での警戒区域設定は、政府(ないし原子力災害対策本部)が愛護動物をみだりに殺す方向での判断を行ったことを意味し、政府による犯罪行為が行われようとしているとの動物愛護家をはじめとする国民の批判を免れない。警戒区域設定の例外を認めず、その運用が硬直的になされた場合、批判はさらに高まることが予想される。
  3.  動愛法は、日本での動物の取り扱いに対する欧米の批判やエリザベス女王の来日をきっかけに昭和48年に制定された法律であるところ、それから40年近くの時代の変遷の中で、ペットと人の関係が変わる等、動物愛護に対する国民の意識や社会の風潮が次第に高まってきたところである。そうであるにもかかわらず、動物の命を省みない政府の対応が続くならば「日本人の動物に対する意識は何も変わっていない」と国際的な非難を浴びるおそれがあり、現に海外メディアからそのような声も聞かれるところである。
  4.  一方、原子力安全・保安院「緊急時情報ホームページ」の「警戒区域の設定と一時立ち入りの基本的考え方について」(4月21日付)によれば、警戒区域設定は、「20キロ圏内の安全・治安を確保するため」とされている。「安全」は放射線問題であり、また「治安」は、避難住民宅や無人店舗への侵入窃盗等の犯罪被害防止であると考えられる。そうであるならば、放射線に対する安全体制を備え(高度の防護服、線量計ヨウ素剤等)、かつ、責任が明確であり立ち入りを認めても治安維持に支障のない動物救援の精鋭チームであれば、彼らを警戒区域内に立ち入らせても、警戒区域を設定した目的は十分達成できる。20キロ圏内の安全・治安を確保しつつ、同圏内の動物の命を守ることは十分可能である。
  5.  警戒区域設定以前から、20キロ圏内に取り残されたペットや家畜の悲惨な状況について報道がなされ、世論としてもこのような動物の救済を願う声が高まっていた。警戒区域設定により、失われつつある動物の命に対する緊急性が一気に高まり、その声は強くなり、広がりを見せている。よって、これらの動物の命を守るため、愛護動物をみだりに殺すことのないような、至急の判断及び措置を切望する次第である。
    以上


4/28追記:
ドッグレスキュー:皆様!やりました!声が届きました!!(2011-04-28 08:50:53)によると 4/28朝に福島県原発対策本部・生活環境化より 社)UKC JAPAN代表理事のもとへ「この5日間をかけて20km圏内の動物たちを懸命に保護しに行きます」と連絡があったとのこと。民間は入れないということに変わりはないのですが、この団体へ依頼や情報のあったデーターを提供する形で行政と連携することになったそうです。



4/27追記:
UKC japanさんに「自衛隊と共に浪江町の動物の命を救いに現地入りする許可」がおりて要請待ちとのことです。UKC japanさんのblog記事(2011-04-27 18:58:42)はコチラです。


馬と駆け巡る自遊人:ラストチャンス(2011-04-26 17:57:12)
南相馬市役所 災害対策本部の農林水産課の担当者のお話しです。『馬主さんの個人情報は教える事は出来ませんが 馬主さんが連絡を取りたいと申し出があればそちらの連絡先を教えます』との解答です。
朝9時現在での家畜や動物に対する南相馬市の対応です。
  1. 飼い主が餌を与えるために警戒区域内に立ち入る事の判断は県から一任されているので市の判断で許可することは可能
  2. 警戒区域内から家畜や動物の移動は土壌の放射性物質の検査を行っているので結果次第では移動は可能。但、許可は県が出す。今は馬主さんからの連絡を待つだけですが一歩前進です。




転載元:読売オンライン:社会:20キロ圏内でペット保護へ…獣医師立ち入り
 福島県は、福島第一原発20キロ圏内の警戒区域にいる犬などペットを保護するため、28日から獣医師の県職員らが同区域に立ち入ることを決めた。
 ペットは保健福祉事務所で一時預かり、県のホームページに写真や収容場所を掲載して飼い主に引き取ってもらう。28日は南相馬市小高区葛尾村で、市長、村長の許可を得て実施する。
 県によると、警戒区域内で登録されている犬は約5800匹。先に国が公表した警戒区域への立ち入り許可基準では、ペットの持ち出しは別途検討するとしていたが、保護を求める要望が相次いだため、まず、県独自で保護することにした。一時帰宅の際のペットの扱いは別途検討される。
 獣医師らは2班計10人の態勢で、防護服やマスク、線量計を身に着けて作業にあたり、ペットの被曝放射線量が高い場合はシャワーで全身を洗い流す「除染」を行うという。
(2011年4月27日21時37分 読売新聞